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糖質とのつき合い方|よこいクリニック|内科・循環器内科・皮膚科・形成外科・美容皮膚科

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医療コラム

糖質とのつき合い方|よこいクリニック|内科・循環器内科・皮膚科・形成外科・美容皮膚科

糖質とのつき合い方

暑い夏こそ、糖質とのつき合い方を見直そう

~我慢しすぎず、うまくコントロールするコツ~

糖質は、私たちの体にとって大切なエネルギー源です。一方で、摂りすぎると血糖値が急上昇し、

糖尿病や高脂血症、高血圧などの生活習慣病のリスクが高まることもあります。特に30〜60代の

忙しい世代では、外食やコンビニ食が増え、知らないうちに糖質過多になっていることも。

ここでは、無理なく日常に取り入れられる「糖質とのつき合い方」をご紹介します。

 

1. 「減らす」より「選ぶ」がポイント

白米やパン、麺類は手軽で美味しいですが、血糖値が上がりやすい食品です。

完全にやめるのではなく、玄米や全粒粉パン、そばなど、血糖値が上がりにくい「低GI食品」に

置き換えることから始めてみましょう。

 

2. 間食は「質」と「タイミング」

甘いお菓子やジュースやアイスクリームには、糖質が多く含まれています。

ナッツ類、ヨーグルト、ゆで卵など、糖質が少なく、満足感が得られるものを選びましょう。

また、どうしても甘いものが食べたいときは、食後に少量だけにすると、血糖値の急上昇を防ぎやすくなります。

 

3. 飲み物にも注意を

忙しいときに手に取りやすい缶コーヒーや清涼飲料水。

微糖と言っても実は糖質がたっぷり含まれていることがあります。

無糖の飲み物や水、お茶を選ぶことで、気づかぬ糖質の摂取を減らせます。

 

4. まとめて摂らず、分けて摂る

1日3食をしっかり食べずに、夕食にまとめて食べると、血糖値が急上昇しやすくなります。

忙しい日でも、軽くても朝・昼をとることで、糖質の急激な摂取を防げます。

 

5. 完璧を目指さない、チートデイを活用

「糖質制限=我慢」と考えると、長続きしません。週に1回は「好きなものを少しだけ食べる日」を作るなど、

ストレスをためずに続ける工夫が大切です。自分のペースで「糖質コントロール」を

 

糖質は「悪者」ではありません。大切なのは、摂りすぎず、上手につき合うこと。

今の食生活を少し見直すだけでも、体調の変化を感じられることがあります。

ぜひご自宅でできることから、少しずつ始めてみてください。

糖尿病治療でもダイエットでも考え方は一緒ですが、無理な食事制限は体調を崩す原因になります。

運動も適度に継続できる範囲で習慣を作る意識が重要です。

食事摂取の工夫だけではなかなか解決できませんが、気長に考えることが重要です。

 

※夏場は運動もやり方次第では命の危険にも繋がりかねませんので、

水分補給、適度な休憩、塩分摂取などに注意しながら行うようにしましょう。