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むくみ治療|よこいクリニック|内科・循環器内科・皮膚科・形成外科・美容皮膚科

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むくみ治療

むくみ治療|よこいクリニック|内科・循環器内科・皮膚科・形成外科・美容皮膚科

むくみ治療について

むくみ治療について

むくみとは、何らかの原因によって、皮膚や皮膚の下に水分が溜まった状態をいいます。血液中の水分が血管の外に異常に浸み出した状態で、「浮腫(ふしゅ)」とも呼ばれています。
むくみは、日常でよくみられる症状ですが、むくみの原因には病気が関係している場合もあります。

このような症状がありませんか?

  • ゴムの跡が目立つようになった
  • 靴やサンダルが履けなくなった
  • 足の皮膚が変色している
  • 足がむくみやすい
  • 足がだるい、重い
  • 足が疲れやすい
  • 長い距離を歩けなくなった
  • 足が痛い
  • 足がかゆい

末梢血管の病気によるむくみ

心不全

全身の水分が心臓によって処理できなくなり、最初にむくみが出るのが足の甲や脛(すね)の辺りと言われております。まずはむくみの原因を調べることが重要であり、心臓の検査を行いながら、同時に他に原因がないかを調べる必要があります。

腎不全(ネフローゼ症候群)

主に尿蛋白の増加が原因で、血管の中に血液(水分)をとどめることが出来なくなり、全身のむくみとして現れることがあります。精密検査が必要となる場合もありますので健診で尿蛋白を指摘されただけでも、まずはお気軽にご相談ください。

甲状腺機能低下症

意外と見落とされがちな疾患のひとつです。足のむくみだけではなく、認知機能の低下、便通異常、全身倦怠感などを認めることがあります。場合によっては心臓の周りに水が溜まってしまい、心臓の動きが悪くなる可能性もあります。まずは採血だけでも検査可能ですのでご相談ください。

閉塞性動脈硬化症

太ももや骨盤のあたりの動脈が動脈硬化によって慢性閉塞を起こし、足の血液が不足した状態になる病気です。動脈硬化の危険因子には喫煙、糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満、加齢などが挙げられます。初期は何となく足が冷たいと感じたり、歩くとだるいといった症状が現れたりします。進行すると歩行時に痛みが生じてきます。とくに坂道や階段を上るなど、下肢に負荷がかかるときに現れやすいといわれています。進行した場合、カテーテル治療やバイパス手術が必要となりますが手遅れになると切断の必要性が出てくる可能性もありますので早めに検査することをお勧めします。

下肢静脈瘤

足の表面にある血管(静脈)が太くはれて、瘤(こぶ)のように浮き出たり、クモの巣のように細い血管が透けて見えたりする病気です。自然に治癒することはなく、潰瘍を形成することもあります。下肢のむくみやだるさの原因となることも多く、また、こむらがえりなどが頻繁に起こることもあります。
軽度の場合は、外来での治療や日帰り手術が可能なこともあります。
治療は病変の静脈を引き抜いてしまうストリッピング手術や血管内レーザー治療があります。

深部静脈血栓症

身体の深くにある深部静脈に血栓(血液のかたまり)が生じる病気で、多くは下肢の静脈に生じます。この血栓が血流に乗って肺動脈に詰まると肺塞栓症を引き起こし、大きな血栓が急に詰まった場合、生命に関わる危険な状態に陥ることもあります。下肢は血液が滞りやすく、下肢を動かすことで下肢の筋肉がポンプの役割を果たし、心臓に向かって血液を送り返す働きをしています。しかし、長時間の飛行機搭乗やデスクワークなどで下肢運動が制限される状況が長く続くと、血液が下肢で滞り、結果として血液が固まって深部静脈血栓症が発症します。いわゆるエコノミークラス症候群とも呼ばれている病気です。多くは片方の足だけのむくみとして現れることが多いので、痛み、熱感、色調変化などを伴っている場合には早めに受診することをお勧めします。
深部静脈血栓症は、肺塞栓症にいたる前の早期発見と治療が大切です。急にむくみが無くなった後に息切れ、呼吸困難、胸痛、胸部不快感などの症状がある場合は、早めの受診をお勧めします。

廃用性浮腫

実際に大学病院の外来でもむくみのご相談を多く受けておりましたが、残念ながら原因を特定することが出来ない方が少なくありませんでした。
靴下のゴムの跡が残る程度のむくみがあり、夕方にかけてひどくなるものの、朝になったら改善しているというお話をよく耳にしておりました。
その方々の生活様式や1日の歩数などを伺うと、やはり活動量が少なく、下半身(主にふくらはぎ)の筋力の低下している方が多い印象でした。
いわゆる、寝たきりの状態ではなくてもふくらはぎの筋力低下が原因で浮腫みが出てくる方が多くおられます。まずは上記の疾患を除外する必要がございますのでお気軽にご相談ください。