5月13日より通常診療を開始させて頂きました。
気温の変動も激しく、まだまだ朝晩は肌寒い日がありますので皆さん体調管理には十分ご注意ください。
当院では内科、皮膚科と同日受診される方も少なくありません。中でも足のむくみや痛みなどを訴える方が多い印象でした。
むくみとは、何らかの原因によって、皮膚や皮膚の下に水分が溜まった状態をいいます。

血液中の水分が血管の外に異常に浸み出した状態で、「浮腫（ふしゅ）」とも呼ばれています。
むくみは、日常でよくみられる症状ですが、むくみの原因には病気が関係している場合もあります。
息切れを伴っている場合には心不全の初期症状の可能性もありますし、甲状腺疾患、腎臓病、肝機能障害などが隠れている可能性があります。
皮膚の色が変色して痒みが強い場合や片方の足だけのむくみなどの場合には深部静脈血栓症の可能性なども考慮しなければなりません。エコノミークラス症候群という名前で有名ですが、飛行機に乗らなくても足の血栓が出来やすい方もおられますので、足の静脈の血栓が肺と心臓の間の血管に血栓が詰まる廃血栓塞栓症という重篤な状態に至る可能性もございます。
まずはお気軽にご相談ください。